砥部焼で有名な砥部町は、松山インターチェンジから車で10分、
道後温泉から車で30分と観光目的の来訪者も多いエリアです。
砥部焼の窯元が数多くある一方で、七折小梅という皮が薄く薫り高い小梅も特産品です。
収穫量は決して多くないので市場には出回ってませんが、地元の老舗酒蔵ではこの小梅を使った梅酒も製造しています。
この事業では、日本酒を作る過程でできる酒粕や梅酒を絞る過程で残る小梅を活用したスウィーツ開発を通して
河原パテシエ・ブランジエ科の学生さんたちに自分たちの学びが地域貢献できる可能性を実体験してもらえればと企画しました。
ご協力いただいたのは、人気のcafeとして有名なZoo’s Kitchenさん、七折梅組合さん、協和酒造さん、砥部町役場さんです。
成果品は、七折梅まつりでお披露目し、即売会では事前の告知で知った方々がご購入くださいました。
お祭りの当日は急な寒気で寒さが厳しい中、学生さんたちの笑顔と元気がひときわ輝いていました。
4つの試作品を作って試食会を開催し、皆さんに感想をお伺いしました。
試作品のアンケートを基に出来上がった完成品は、砥部町の関係者の皆さんがSNSで告知してくださいました。